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5月20日の特集NEWS
ドトールのコーヒータンブラーって…

先日、ネットの「質問箱」系サイトに
投稿されていた質問に驚いたのだが、
それは「ドトールでテイクアウトする時に
スターバックスなどのタンブラーを持ち込んで、
それに淹れてもらって良いか?」というものだった。
質問そのものの趣旨というより、いうなれば
ドトール・コーヒーにタンブラーがない
ということに驚いたのだ。
スターバックスやタリーズなどでは、タンブラー持参で、
紙コップやプラスチックコップが不要のお客さんには
エコの観点から20円ほどの値引きをしており、それが既に、
利用頻度の高い顧客の間では定着している現状。
それを踏まえると、ドトールにタンブラーがないのは、
ちょっと環境に対する取り組みという部分での
イメージ戦略に出遅れている感も受けるのだが。
そこで、少し詳細を調べてみると、
ドトールも一応タンブラーをリリースしたことがあるという。
essoのガソリンスタンド内で展開していた店舗限定ではあるが、
ドトールがタンブラーを販売していた時期があるが、
どうやらそれは顧客がお店に持っていくという展開を想定したものでなく、
あくまで「オリジナルグッズ」のような感覚だったのだろう。
現にそのドトールのタンブラーをショップに持参しても、
スターバックスなどのように割引を受けられるようなメニューはない。
同業他社の興隆で、どうするドトール
ドトールの持参タンブラーへの対応は、
何かの戦略の上で否定的であるという訳でなく、
単に対応上の問題だといわれている。
元ドトールのアルバイト店員に聞いたが、
ドトールのテイクアウト用の紙コップなどには
商品の定量を示すラインが印字されていたり、
コーヒーを一杯淹れるにしても、
ドトールは手順が機械化・自動化されている部分が多くあり、
スターバックスのようにバリスタの手作業が多いやり方になっている店よりも
融通が利きにくいというのである。
ハワイ島に観光地にもなっている大きなコーヒー農場を持ち、
比較的、味の評価も良いコーヒーを安価で提供してきたドトールだが、
世相を反映し2008年前半に17年振りだという値上げに踏み切った。
また、店舗で調理したり淹れている商品ではないが、
テイクアウト用に店舗内で販売している紙パック製品の一部が、
製造委託会社の衛生管理不備から自主回収騒ぎになるなど、
ドトールは最近、同業他社の興隆のなか
イメージ的に多少のマイナス要因を抱えている。
今後のタンブラー対応だけでも、かなりイメージが違うのでは?
自動化されたシステムをタンブラー持参に対応できるようにするコストや、
スタッフへの教育といった部分は問題となるが、
やはりドトールにもタンブラーを持参する顧客に対しての
何らかの施策を打ってもらいたいものだ。
エコ的な観点からみても、こういう取り組みは
今のところ実際の効果よりイメージ戦略の部分も正直多いと思う。
だからドトールのタンブラー持参への対応によって、
顧客や社会の方がある意味勝手に、
紙コップやプラスチック容器を出さない=エコ
という結び付け方をする側面もある。
その意味では、イメージ戦略として、スターバックスなどのように
タンブラー持参で20円引き・・・とした方が、
下手なクーポンをばら撒くより同じ割引を伴う施策であっても
よりショップのイメージを押し上げる効果があるように思うのだ。